「診療内容」の「生活習慣病」をご参照ください。
脂質異常症とは、血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)や中性脂肪が増えすぎたり、善玉コレステロール(HDLコレステロール)が少なくなったりする状態を言います。この状態が続くと、動脈硬化が進行して、脳卒中や心筋梗塞などの発症リスクが高まります。 肉や油分の多い食事、過剰な飲酒や喫煙、慢性的な運動不足などが原因として挙げられます。
高血圧症とは、安静時の血圧が慢性的に正常値よりも高い状態のことを言います。 血管の内壁にかかる圧力が高まることで血管を傷つけたり、血管の柔軟性が損なわれて動脈硬化になり、血流が悪くなったりします。放置すると脳卒中や心筋梗塞、腎臓病などが起こりやすくなるため、早めの改善が大切です。
血液中の尿酸値が高くなった状態を「高尿酸血症」、その状態を放置して尿酸がたまり続け、足の親指の付け根や足首、膝などに痛みが起きる状態を「痛風」と言います。 尿酸は食品や体の細胞内にあるプリン体という物質が肝臓で代謝されてできる老廃物で、食べ過ぎやお酒の飲み過ぎが原因で増えてしまいます。
生活習慣病の治療はその名の通り、食事や運動などの生活習慣を見直すことで改善をめざします。糖尿病は炭水化物を、脂質異常症は油分を、高血圧症は塩分を減らすことが治療のポイントです。これらを心がけた上で、適宜、薬を使ってコントロールしていきます。